その他・4 メウドイヤ
機体名メウドイヤ
兵装は長距離大型ミサイル6基、中距離ミサイルランチャー6基、小型ミサイルポッド4基
遠距離からミサイルを発射する事に特化した機体
遠距離戦では恐ろしい火力を誇るが移動速度は遅く、フル装備時の運動性能は無いに等しい
腕部に盾や近接武器などを装備可能だが、機体運用面から装備する者はいない
…全身火薬庫のメウドイヤが敵機に接近を許した時点で勝敗は決しているからだ
移動方法は歩行かスラスターを吹かしてのジャンプ移動
着地の際の負荷低減には腕を活用する
兵装の重量でスラスターを吹かしても移動速度は遅いが歩行速度はもっと遅い
ミサイルの重量や着地に耐える強度と低コストを両立した結果
「機体の向きを変更できれば問題なし」と歩行速度は犠牲となった
移動方法とフル装備時の鈍足さからメウドイヤは
ファッツバニー(肥満ウサギ)とも呼ばれている
軍では新兵にメウドイヤの鈍足さを実感させる為なのか
生身の新兵とメウドイヤを競走させる恒例行事があるが、新兵側が100%勝利するという
メウドイヤの試作機はもっとひどい性能だった
メウドイヤ・プロトタイプ
当初は低コストの中-近距離支援機として設計されていた
しかし低コストを突き詰め過ぎたために火器管制装置が貧弱で
前線のすぐ後ろ程度の距離からしか標的を捕捉できないほどロックオン距離が短い
また、スラスターも搭載されておらず極めて鈍足であった
性能評価試験の模擬戦にて
転倒すると自力では起き上がれない
敵機の放った牽制射撃に被弾する
鈍足過ぎて他機体と連携が取れないなど散々な結果で
試験官の「これではボーナスバルーンならぬボンバーバルーンだ」
というコメントが全てを物語っている
模擬戦の一件から性能向上を求められたが、性能の向上はコストの上昇を招く
コストの上昇を最低限に性能を向上させるべく様々な案が考案された
最終的に中-近距離ではなく遠距離支援機として改良が施され事となり
頭部には高性能な火器管制を装着
盾や機銃などは取り外され、新たに長距離ミサイルと小型ミサイルポッドを装備
装備重量が増加しさらに低下した機動性をスラスター2基を追加してカバー
胴体や脚部は変更を加えずそのまま流用
こうして‥‥ようやくメウドイヤは完成を迎える
こういうへっぽこ機体にさ…激重設定のパイロット乗せて少し機体いじると
印象ガラッと変わって楽しいよ!
という訳でそのパイロットsetteiがこれだ
・首狩りウサギor角兎
この傭兵は”ヴォーパルバニー”や”ラビットホーン”等と呼ばれ恐れられている
元は軍人であったが反政府組織の爆破テロで妻と娘を亡くした事で軍を辞め傭兵になった
受ける依頼に偏りがあり、反政府組織の討伐依頼ばかり受けている
反政府組織に両親を殺された子供が復讐を依頼、
依頼料として差し出した薄汚れたパンを彼が受け取り
反政府組織の拠点1つを壊滅させた話は有名である
全身火薬庫から全身推進剤orスラスターへと改造されたメウドイヤ
爆破テロで家族を亡くしてからミサイル兵装等の爆発系武器を心理的に使えなくなったのと
テロリストへの憎悪もあって近接武器を使うようになったんだ
家族を失った悲しみを敵を潰すドス黒い快感で埋めているんだけど
すぐ流れ落ちるからまた潰して埋めて流れ落ちての繰り返し
何度繰り返しても心に空いた穴は埋まらない
反政府組織の拠点を攻撃するラビットホーン
なぜラビットホーンがこの機体に固執しているかというと
軍の催し物で娘が基地に来た時に機体を見せたら
「小さくてくぁーいいね!」って気に入ってくれたって事と
娘が「パパこの子の名前は?…めうどいや?…めーちゃんだ!
めーっちゃん!パパを悪い人から守ってあげてね!」って
娘が無邪気に言ったこの一言でパパはずっとこの機体に固執する事になるんだ
この機体は娘が生前に約束を交わした唯一の機体だからである
反政府組織に両親を殺された子供が首狩りウサギと一緒に暮らしててほしい
その子が女の子なら将来腕のいい整備屋になって首狩りウサギはそこの従業員になるEND
男の子なら首狩りウサギは戦いの果てに死ぬけど男の子が2代目首狩りウサギになるEND
ビターエンドが似合う男はお嫌いですか?俺は好きです
最後に30MMではないけど
最後にこれは30MMじゃないけど境界戦記のバンイップ・ブーメランに鉄血武器を付けたら
大型ヴァンツァーみたいになって俺の心にビビッと来たやつ
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