30MM戦記・第一部_ふたりの英雄_・1話
*1話のみ「」が死に過ぎてグダグダになったので再編集版です
なので一部ダイス表記を削った箇所があります
あなたは地球連合軍のパイロットです
侵略してきたバイロン星人を撃退しましょう
私はあなたをサポートするオペレーターです
あなたの乗る機体は「アルト」クラスはネイキッド級で無改造の量産機です
任務をこなしてまずは5日間生き延びてください
最初の任務はA砂漠地帯の夜間見回りです
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・夜間A砂漠地帯の見回り中…
「」「はやくメシ食いてえ」
「」「あー星がすげーきれいだな」
A砂漠は両軍の機体の残骸が多数埋まっておりレーダーが役立ちません
敵の量産機ポルタノヴァ1機と「」の乗機アルトが接触しそうだが
お互い夜空を眺めている為まだ気づいていないようだ・・・
10時の方向に自分と同じく夜空を見ている敵機がいる事に気が付いた「」
「」がマシンガンを構えた所で敵も「」の存在に気づくが…
「」「遅い!」
マガジンが空になるまで「」はマシンガンを撃った
「」の放った弾丸は敵機体のコクピットに直撃、敵は銃を撃つ事もできず「」に撃破された
「」「気づくのが少しでも遅かったら死んでいたのは俺の方だった」
冷や汗をぬぐいつつ「」はポツリとつぶやいた
「」「ぼんやり夜空を眺めて見回りとは…こいつも俺と似たような奴だったんだろうな」
撃破した敵にある種の共感と哀れみを感じた「」は
機体のハッチを開けポケットからコインを取り出し敵機体のコクピットに向けて投げた
「」「渡し賃だ 俺もお前も地獄行きだろうが…せめて道中ぐらいは安らかに__」
冷えた砂漠の夜風が吹きすさぶ中、「」はこの場を離れた
おはようございます
2日目の任務ですが先週配備されたエアファイターの
試運転を兼ねて上空から偵察を行ってください
「」「こんな取っ手にアルトの全重量が掛かるけど大丈夫?大丈夫だよね?」
作戦時間です出撃してください
‥‥‥‥偵察中‥‥‥‥
「」「この取っ手に機体の全重量がかかってるんだよなー」
「」「…折れたりしないよね?HAHA(バキッ)」
「」「これは…!新型にまれによくある初期不良ッ!」
「」「これはマジでヤバイ!」
1~2.もう片っぽの取っ手は折れなかったよ
3.うわあああ!バキッじゃねーか!
dice1d3= 1
まさか取っ手が取れるなんて…災難でしたね
「」「この取っ手を付けた奴出てこいやオラー!」
おはようございます
3日目の朝ですがここにはもう慣れましたか?
残り2日 気を抜かずに頑張りましょう
今回の任務はB砂漠上空より索敵を行い
敵狙撃機の潜伏場所を味方の狙撃機に知らせる任務です
このエリアは機体の残骸が多く レーダーは当てにしない方がよいでしょう
1.見つからないよー
2~3.敵発見ー!
4~5.敵の攻撃?!あっ…
dice1d5= 2
「」「全然見つからねえ…あ!あの岩卑猥な形してる!・・・ん?」
「」は卑猥な形をした岩の100Mほど後ろにある岩に奇妙な違和感を感じた
「」「おかしいな 俺が卑猥な岩よりも普通の岩が気になるなんて・・・」
こういう時の違和感は何かがある、「」は戦場で何度も経験していた
「」「気のせいかもしれないが…オペレーター」
「」「味方狙撃機へあの岩の位置情報を送ってくれ」
了解しました マークした位置を味方狙撃機へ送信します
味方狙撃手「上空の味方からの情報か ふむ…確かに何の変哲もなさそうな岩に見える」
「…手練れの狙撃手でもないのによく見つけたものだ」
敵に気付かれないよう、狙撃手はマークされた岩にゆっくりと照準を合わせ__
…………狙撃機より通信 敵を撃破したとの事です
お手柄ですね
「」「俺のおめめは鷹の目だぜー」
味方狙撃手「基地に帰ったら一杯やろう 俺の奢りだ」
おはようございます4日目の朝ですね
今日もよろしくお願いします
今回は「エアファイタ―」と「アルト」の空中での合体試験です
これに成功すれば機動性は向上し以前より課題だった
空中でのアルトの被弾率を低下させる事ができそうです
「」「仮想シミュレータの成功率40%の試験なんてやらせるか普通…」
1.試験中に敵の攻撃?!
2.あれ?機体の挙動が…うわっ
dice1d2= 2
エアファイターの制御プログラムに異常発生!危険です!
「」「俺だけを殺すバグかよ!」
1~2.危険を承知でコクピットをあけてエアファイタ―に飛び移る
3.こんなプログラム!書き換えて…あっ
dice1d3= 1
エアファイターの乗り移った「」は合体プログラムを強制中断
操縦をオートモードからマニュアル操作へ切り替え
アルトを背に乗せながらなんとか基地まで辿り着いた
あの高度で乗り移るなんて並みの度胸じゃできませんよ
すごいですね
「」「もう試験なんてこりごりだよー」
おはようございます
5日目ですねあと少しです
今回の任務は敵基地に対し一撃離脱の爆撃を行います
爆撃機は限界積載量まで対地攻撃装備を搭載している為
機動性が著しく低下しています
あなたはアルトファイターで爆撃機の護衛をお願いします
「」「まあ流石の敵さんも超高高度までは来れないだろ」
敵機急速接近!これは…敵は*インフォーマルクラスのシエルノヴァです!
「」「来ちゃったよ…しかもシエルの*インフォーマルクラスとは…敵も本気か」
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インフォーマルとはパイロットの強さの指標であるドレスコードの事
*ドレスコード(強さの指標)の序列
左が弱く右に行くほど強い
ネイキッド < カジュアル <<インフォーマル < <セミフォーマル <<<< フルフォーマル
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「」がメインカメラの最大望遠で敵を視認した直後
敵機からの長距離ビームが「」を襲う
「」「うぉっ!あっちは大型狙撃ビームライフルで
こっちはマシンガンって…どうやって勝つの?」
近づけば倒せますよ
「」「気軽に言ってくれるなあ」
敵との距離およそ中~近距離…マシンガンの有効射程内です!
「」「長距離ビームライフルも近づいてしまえばただのライフルだ!」
「」 「こちらの切り札が使える距離は…まだ遠い!」
敵のビームライフルを撃たせない為、牽制のマシンガンを撃ちつつ
「」は距離を詰めようとするが敵機の機動力が高く、なかなか近づく事が出来ない
「」(だが少しづつ距離が縮まっている、もう少しだ)
だが敵は突如、急旋回して一直線にこちらへ向かってきた
「」(一直線に向かってくる?!ならマシンガンで!)
だが「」が手にしたマシンガンから弾が出る事はなかった
敵は「」との戦闘中にマシンガンの弾数を把握し・・・待っていたのだ
「」が牽制で散発的に撃ってくるマシンガンのマガジンが空になる
その瞬間を___
「」(マガジンを交換したらその隙を付かれてやられる!)
弾の入っていないマシンガンを手に「」は敵に向かう
お互いの距離はみるみる縮まっていく
接近した「」に対して敵はライフルの取っ手に隠されたビームソードを抜いた
「」(?!このまま切り結ぶのは危険だ____!)
「」「だったらファイターを行かせる!」
「」は大胆な奇策を打った
コクピットに連結していたエアファイタ―の機首を緊急パージしたのだ
突如突進してきた物体を敵は容易くビームソードで切り払った
いや、切らされたのだ
機首をパージしたと同時に「」は腰に装着していた
ビームサーベルを抜いて切りかかっていた
相手からはパージしたエアファイターの機首で死角になる位置から…
敵が気づいた時には「」のビームソードは敵のライフルを切断し、胴体に迫っていた___
重力に引かれ空の底へと落ちゆく敵機に向かって「」は言った
「」「悪いな こんな事でもしなきゃ勝てなかったよ」
「」「機体も腕も上のあんたには」
5日間の任務お疲れでした
‥‥おや?軍上層部より出頭命令です
……
これまでの功績が認められ軽微ではありますが
機体のカスタマイズが許可されました!よかったですね
「」「うおおおー!やったー!ようやく全裸(ネイキッド)から服を着れる(カスタマイズ)ぜ!」
1.武器を強化したい
2.装甲強化したい
3.センサーの強化(頭部変更)
4.スラスター増設
dice1d4= 4
スラスターの強化を申請しました
パーツが基地に納入される日が待ち遠しいですね
「」「マシンは速くないとな!」
・30MM戦記・2話へ続く
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