30MM戦記・2話
申請していた強化パーツが届きましたので
整備班が改修作業中です
早く乗りたいので整備班の手伝いをしている「」に小隊長が話しかける
小隊長「出撃命令が出た 40分後に出発するから準備しとけ」
「」「え?俺の機体は今バラバラになっちゃってるんですが…」
小隊長「だったらそのロイロイにマシンガンでも括り付けてこい」
……40分後
「」「準備できました!」
小隊長「時間ギリギリだな…まあいい行くぞ____ 」
小隊長「___武器も持たねえで何しに行くんだ?ピクニックか?」
「」「武器はあります」
ロイロイの胴体下側から内臓式の機銃が飛び出した
同僚「あっははっ!ロイロイのちんんちん!」
小隊長「それ対人用じゃねえか!!!」
*時間がないので「」はこのまま出撃した
作戦エリアに到着後、敵の姿を視認した「」部隊
「」は…
1~4.みんなを陰ながら応援する…
5.同僚の援護に回る
dice1d5= 2 (2)
「」「足手まといになるから隅っこのほうで応援します!」
「ディーフェンス!ディーフェンス!」
味方の2機に通信でエールを送る「」
小隊長「気が散るから黙れ」
「」「はい…「」黙ります…」
「」は沈黙した
……
敵が2手に分かれて行動し始めたので
ツーマンセルで行動している敵を小隊長が
1機で行動している敵を同僚が仕留める事になった
小隊長が敵2体と交戦開始
敵はお互いをカバーしつつ攻撃を同時ではなく時間差をあける事によって
小隊長に攻撃する間を与えない
小隊長「*カジュアルな恰好してるだけあってちゃんとしてやがる…だが」
小隊長は狙いを付けずに壁から拳銃だけを出して撃った
これでは敵に当たる訳がない
つまり元より当てるつもりがないのだ
放たれた銃弾は地面に落ち、瞬く間に辺りを白い光で染め上げた
=================
*カジュアルとはドレスコードの事
ドレスコード(強さの指標)の序列 ・左が弱く右に行くほど強い
ネイキッド < カジュアル <<インフォーマル < <セミフォーマル <<<< フルフォーマル
=================
閃光弾の光を受けた敵機は腕で胴体を守りつつ後退
遮蔽物に隠れつつお互いのポジションを確認
小隊長を撃つべく遮蔽物より身を乗り出すが…
それに合わせたように小隊長の放った煙幕弾が炸裂
周囲は煙で白く塗りつぶされた
煙幕で視界を遮られた敵機は又も後退、今度は遮蔽物に隠れず
小隊長を被弾覚悟で迎撃すべくライフルを構えた
その直後、煙幕から後を追うように”それ”は飛び出してきた
敵機は”それ”に狙いをつける
しかし飛び出した”それ”は小隊長ではなかった
”それ”は胴体にナイフが突き刺さった
仲間のポルタノヴァだった___
ライフルを構えているポルタノヴァの背後より小隊長が敵機を襲う
敵機が反応して振り返った時には___
___小隊長の旧式ビームソードが胴体に迫っていた
……
小隊長「あいつらの方は…心配するだけ無駄か」
小隊長「おれの部隊には殺しても死なねえ野郎しか居ねえ」
そのころ、同僚もまた敵機と戦闘を始めていた
同僚「さぁてオレとお前のタイマン!死ぬのはどっちだろうなぁ!」
敵機に両手のショットガンを撃ちながら猛然と正面から突撃していく同僚
ショットガン2丁の攻撃に左腕と右膝装甲を破壊された敵機
しかし同僚も敵機の銃弾避けきれずに左肩装甲が吹き飛んだ
ショットガン2丁といえどマシンガンの連射速度には勝てない
このままではショットガンで削り切る前に撃ち負けるだろう
___普通のパイロットであれば
同僚「オレの”ヒザコゾー”テメエに抜けるか ?!」
跳躍し、膝の装甲を前面に出し盾代わりにした同僚
敵機のマシンガンを防ぎショットガンを撃ち続ける同僚の
ショットガン・シャワーを浴びた敵機は耐え切れず倒れた
同僚「タイマンは俺の勝ちみてーだなぁ楽しかったぜバイロンヤロー」
「」は特に何もしないまま戦闘は終了した
おはようございます
本日の任務は…
「」「それより見てくれよカジュアルになった俺のアルト!」
「」「ここに来る前に乗ってた空戦アルトに比べれば今のこいつは雛鳥だけど」
「」「いずれ空を駆ける大翼のイーグルになる__」
「さぁ今日の任務でこいつの力を見せてつけてやるぜ!」
同僚「「」-今日の任務はオレと新型タンクのテストだってよー」
「」「なんで?!パワーアップ後って普通は敵と戦うもんだろがーーー!」
同僚「オレに言われてもしらねーよ」
同僚「なあ「」タンクのテストなんてつまらねえ…”バトル”しねえか」
同僚「ルールは簡単 ここから演習場に先に到着した奴が勝ちだ」
「」「いいだろう見せてやるぜ…タンクの凄さではなく オレの凄さをな!」
あの…真面目にしてください…
オペレーターの声は「」たちには届かなかった
スタートの合図近くにいた整備兵に頼んだ「」と同僚
整備兵「よし、それじゃカウント始めるぞ!」
整備兵「スタート10秒前……3・2・1・ゴッーーー!」
こうして「」と同僚の限界バトルが始まった
オペレーターは他の仕事を始めた
何処からか湧いてきたギャラリーが叫ぶ
モブ「ボディブルー(同僚の事)が先に出たぞ!」
モブ2「ボディグリーン(「」の事)は何してやがんだ!遊んでんのか?!」
「」「直線が多い所でちぎったって面白くねえ 勝負は最初のコーナーからだ」
やがて直線区間が終わりに近づき、ヘアピンカーブに差し掛かった
「」「さぁて あれやるか…」
同僚「ヘアピンなのに減速しねえ?!何考えてやがる!岩の壁にぶつかるぞ!」
「」「曲がる!曲がってくれ俺のアルトタンク!!」
キンコン、キンコン(小隊長からの呼び出し音)
1.くお~!ぶつかる~!!ここでアクセル全開、ハンドルを右に!
2.くお~!ぶつかる~!!ここでアクセル全開、インド人を右に!
dice1d2=2 (2)
「」「インド人居ねえじゃん!」
モブ3「うあああ突っ込んでくる!」
モブ4「アブねえっ!」
体勢を崩すもなんとか立て直した「」だったが
同僚との差は縮まらない
同僚「バックモニターから消してやるぜ!」
「」「くそっ!このままじゃ負けちまう」
1.用は負けなきゃいいんだよ…どんな手を使ってもな!
2.最後まで諦めない!最後のコーナーで仕掛けるッ!
dice1d2=2 (2)
キンコン、キンコン(小隊長からの呼び出し音)
「」「ラストカーブ…ここで仕掛ける!」
「」はアウトコースから攻める
同僚「何?!外からだと?!
舐めてんじゃねえよ!外から行かすかよ!」
「」の頭を抑えるためにほんの僅かにアウト側に寄せる同僚
その時だった、同僚のバックモニターから「」が消えた
同僚「何?!「」が消えた?!__まさか!」
モブ7「アウトに行くと見せかけてブレーキングしながらラインを変えた?!」
モブ8「し、信じらんねえ…」
同僚「まだだ!このまま並んで立ち上がれば前に出られる!俺の底力を見せてやるぜ!」
だが次の瞬間、同僚のタンクの輪転が異音を鳴らし破損
バランスを崩した同僚はスピン、なんとか壁には当たらなかったが勝負は決した
同僚「タイヤ(転輪)が垂れちまってたか…」
「しかし不思議と爽やかな気分だぜ…全力を出し切って負けたんだからなぁ…」
「」の勝利です
昨日のタンクバトルの罰として
懲罰房に入れられていた「」と同僚だったが
出撃命令が出たので懲罰房から出てアルトに搭乗したのだった
小隊長が「」たちの前に来て立ち止まった
「」「・・・・・小隊長」
同僚(ゴキゴキ)
小隊長「懲罰房に入れてもテメエらの脳ミソに反省の文字は刻めねえ事は分かってる」
「だったら…敵ブッ倒して貢献しろ!」
「」・同僚「ハ!!」
現地に到着した「」たちだったが
敵が見当たらないので小隊長・同僚が周囲を見回り
「」はこの場で待機する事となった
「」「いやっほい!一人だったらサボり放題じゃん!」
(一人でも誠心誠意 任務を全うする所存であります!)
同僚「本音が出てる!出てるって「」!」
小隊長「気を抜いてると死ぬぞ」
1~4.サボる
5~6.真面目に待機する
dice1d6=4 (4)
持ち場の安全確認を行っていると未開封のコンテナを発見
中にはライフルが入っていた
「」「使えそうなライフルだなー持って帰ろうっと」
「」「ふー…あの2人なら心配ないだろうし俺は休憩するね」
コクピットの隠しスペースから漫画・お菓子・ジュースを取り出し
「」がくつろいでいると小隊長から通信が入った
小隊長「敵4体と交戦中!「」!お前の所にも*カジュアルが2体行ったぞ!」
小隊長「ツラがカジュアルじゃねえ奴が!」
「」「え?ちょ…まっ…あああジュースこぼれた!」
ジュースでベタベタになった操縦桿を握りながら「」は敵機に照準を合わせた
====================
*カジュアルとはドレスコードの事
”ドレスコード”(強さの指標的なやつ)
左が弱く右に行くほど強い
ネイキッド < カジュアル <<インフォーマル < <セミフォーマル <<<< フルフォーマル
====================
「」「まずは盾持ちをやる…!」
大部分を盾で覆っている敵機だったが
前方を確認するために頭を盾から出す瞬間がある
「」はその瞬間を狙うことにした
「」「っ!いまか!」
ライフルの弾丸は敵の頭部に命中
「」「次はソードマンだ!」
数値が50以上なら攻撃は命中
「」の機体はカスタムされているので数値に補正+10
しかし敵に気付くのが遅かったので補正-30で差し引き-20
dice1d100-20=7 (-13)
シールドを持った敵機が倒れた瞬間
近接特化の敵機から予想外のソード投射×2
1本目は回避できたが2本目は避けきれず
「」はライフルを犠牲に防いだ
「」「アブねぇ!でもソードを投げちゃダメだろ?こうして使われちまうからさ」
ライフルに刺さったソードを引き抜き
「」は迫りくる敵機に立ち向かう
接近戦突入
数値が40以上なら「」の勝利
「」の機体はカスタムされているので数値に補正10
dice1d100+10=69 (79)
「」は敵機と対峙した
相手は2刀の接近戦特化機、迂闊に踏み込めば両断される
敵を前にして急に「」はしゃがみこみ、左手を地面の砂に突っ込んだ
左手が砂から出てきた時…その手にはマシンガンが握られていた
ライフルを発見した際、「」は敵に接近された場合に備えて
マシンガンを埋めて隠していたのだ
「」「秘剣ならぬ秘銃ってやつだぁ!!喰らえ!」
敵機は手に持った2刀でマシンガンを防ぐが…
「」「足元がお留守!」
敵機の膝に向かって「」はマシンガンを撃った
脚部にマシンガンを喰らった敵は体勢を崩し跪いた
「」は右手に持ったソードを敵頭部に向かって上から振り下ろす
敵機は右手の剣でそれを防ぎつつ左手の剣で「」の胴体を狙うが
「」はバックブーストで斬撃を回避
がら空きになった敵機の胴体に向けてマシンガンを撃った__
「」「俺が軍人じゃなく…騎士か剣士だったらあんたの勝ちだったよ」
持っていた敵の剣を地面に突き立て「」はこの場を去った
今日は犯罪組織”グルトニー”の取り締まりを行います
付近では多数のロイロイ(小型機)が確認されていますので
戦闘が起きた場合はロイロイと戦う事になるかと思われます
「」「軍隊使わないといけない程ヤバイ組織なの?」
同僚「民間人どころか連邦軍やバイロン軍にも略奪仕掛けてくるイかれた奴らだ」
「」「うわぁコワー」
「」は
1.犯罪組織なんて潰してもどうせ生えてくるんだし利用しよう
2.慈悲はないダニ掃除の時間だァ!
dice1d2=1 (1)
「」(せいぜい利用させてもらうか…となると刺激しないよう最低限の武装で行くか?)
「」「整備班ーいつも通りのマシンガンと…」
……
犯罪組織のアジトに到着した「」たちは手筈通り
”グルトニー”の逃げ場を無くすため別々の入り口から突入した
小隊長「抵抗するなら潰しても構わん」
同僚「一匹残らず駆除してやらぁ」
「」「やるかー」
「」は急いでアジトの中心に向かった
アジトの通路では幸い武装したロイロイと遭遇しなかったので早々に中心部に辿り着いた
「」「俺が一番乗りか ついてるな」
少し開けた場所にロイロイが14体ほどいるのが見えた
「」はマシンガンを放り投げ、短距離通信を行う
「」「俺の仲間がもうすぐあんた達を地獄にエスコートしに来るんだが…」
「」「俺が助けてやるよ お助け代さえ貰えれば…ね」
黒いロイロイに乗った男が通信に答えた
黒「俺はここを仕切ってる者だ、話の分かる軍人さんは大歓迎だよ」
黒「金なら出す、助けてくれ」
「」「金だけじゃなあ…バイロン軍の情報はあるか?」
黒「ああ、ある、ここから脱出できたら教える」
「」は・・・
???
dice1d13=5 (5)
「」「そうそう…助けるって言っても」
「」「ここにいる全員を助けたら俺が故意に逃がしたとバレる」
「」「だから…ここでいくらか死んでもらう」
アルトの肩と足に隠されていたバルカンが5機のロイロイを撃ち抜いた
構成員「テメエ!」
「」を攻撃しようとする構成員を黒いロイロイに乗った男が止めた
黒「やめろ、これは必要な犠牲だ」
構成員「しかし…」
黒「不服か?ならお前もここで”必要な犠牲”になってもらう」
構成員「い…いえ!おっしゃる通りです!!」
黒「分かればいいんだ、さ、軍人さん行こうか」
「」は黒いロイロイを抱えて急いで出口へ向かった
「」「俺が手伝えるのはここまでだ あとは自分たちで切り抜けてくれ」
黒「ああ、恩に着るよ軍人さん、また逢う日を楽しみにしてるよ」
黒いロイロイの男と連絡先を交換した「」は
アジトの中心部へ戻り小隊長たちを待った
しばらくして通路から小隊長と同僚が現れた
「」「すいません小隊長 ここを仕切っているっぽい奴を取り逃がしました」
小隊長「そうか まあ通路にあれだけロイロイを配置されてりゃ仕方がねえ」
同僚「こっちは設置式の重火器だらけで死ぬかと思った」
「」(俺が通った通路以外は大変だったみたいだな…)
「」(…あいつは俺が助ける事を読んでたのか?…まさかな)
本日の任務は数日前に帰投中行方不明になっている
友軍機(エアファイター)の捜索に当たってください
この辺りには敵の姿は確認されていませんので
なんらかのトラブルが発生し身動きが取れなくなっていると思われます
「」「帰る途中に野グゾしてるにしちゃ遅すぎるし一体何があったんだろう?」
「」(上空から探すのが手っ取り早いが…なにか引っかかるな)
「」はタンクとアルトが合体したアルトタンクで地上から友軍機の捜索を行う事にした
……
友軍機が消息を絶った区域に到着した「」は捜索を開始した
捜索の最中、「」の通信端末に連絡が入る
「」「こんな時に誰が…」
黒「やあ、軍人さん、昨日はどうも」
昨日助けた”グルトニー”の幹部、黒(ヘイ)からだった
「」「今は任務中で忙しいからあとでいいかい?」
黒「知ってるよ、だから今連絡したんだ、あんたが今いる場所は危険だ」
「バイロンの*セミフォーマルクラス、軍人さんから見て9時の方向にいるよ」
================
*ドレスコード(強さの指標)の序列 ・左が弱く右に行くほど強い
ネイキッド < カジュアル <<インフォーマル < <セミフォーマル <<<< フルフォーマル
現在の「」のドレスコードはカジュアル
セミフォーマルクラスは戦局を左右するエース級の腕前を持つ
================
その最悪な情報を聞いた「」は急減速しつつドリフトを行うと
間髪入れずに前方の地面にライフルの弾痕が出来上がった
「」(ノーアラート!?射撃統制システムを使わずマニュアル操作で狙撃した!?)
「」は辺りに砂ぼこりを巻き上げながら9時の方向に突き進む
黒「へえ、逃げないのか、死にたいのか?」
「」「これだから素人は…セミフォーマルに背中を向けたら死ぬ」
「」「相手に手傷を負わせて撤退させるか相打ちするしかない」
黒「勉強になったよ、これが軍人さんの遺言にならないよう祈ってる」
黒からの通信が切れ、「」の絶望的な戦いが幕を開けた
「」「くそっ基地と通信が繋がらない…ジャミングか?!一人でやるしかないか」
「」(さっきのライフルの着弾点から推測するに敵はあの山の何処かにいる)
「」(次の狙撃で敵の位置を特定できるが…ノーアラート狙撃を避けれるかどうか…)
敵がいると予想した山に「」は一直線に向かう
それは回避行動無き死の猛進
「」は理解しているのだ、生半可な回避は読まれてしまうと
ならばやるべきは1つ
直進のさなか、移動ラインをズラすか、直進し続けるか
自分の命を懸けての半丁博打を___
「」「ここからは運が全てだ!」
1.移動ラインをズラす(被弾)
2.このまま維持して直進(回避)
dice1d2=1 (1)
直進中、移動ラインをずらした「」だったが
敵はそれを読んでおり「」の機体の左腕が吹き飛んだ
「」「死んじゃいない!ならまだ!」
2回目の狙撃で敵の位置を特定した「」は
猛進しながらタンクの主砲を撃つ
「」(当たらなくとも敵が狙い辛くなってくれれば!)
山の斜面を駆けあがる「」のアルトタンク
砂塵の中から敵機が現れ「」に接近する
近距離で使いにくいタンクの主砲を投げ捨て
後部キャタピラに積んでいたマシンガンを手に取った「」
敵機のライフルを躱し「」はマシンガンを撃つが
敵機は最小限の動きで躱しライフルを撃つ
「」「さすがにここまで近づけばノーアラート攻撃はしてこない!が!」
「アラート音から弾が飛んでくるまでの時間が短すぎるだろ…っ音ゲーかこれ?!」
敵にロックオンされないよう細心の注意を払いつつ「」は戦闘を続ける
「」(まずい__やられる!)
前足で地面を蹴り、残った後部右キャタピラをフルアクセル
機体が宙返りしている間にタンクをパージさせる事で
タンクパーツは盾となり「」を守護る
「」はマシンガンを撃とうと敵に狙いをつけるが…
狙いをつける前にマシンガンを持った右腕は
敵のライフルによって吹き飛ばされた
「」「だがこの場所までくれば…届く!」
「」が足に引っ掛けて蹴り上げたのは戦闘前に投げ捨てたタンクの主砲
パージしたタンクのせいで「」の機体を視認できない敵には予想外の一撃
「」の起死回生の一手
タンクの装甲が敵の攻撃に耐えきれず崩壊したその瞬間
全てを懸けた最後の一撃を「」は放った
「」の全てを懸けた一撃は敵機の盾に阻まれ貫通する事なく地に落ちた
主砲にはもう弾は残ってはおらず
「」に残されたのは死を待つ時間だけだった
「」(終わりか…)
敵機のライフルが「」のコクピットに狙いをつける___
だが敵のライフルが発射される事はなかった
その時、ノーアラートの狙撃が敵機を襲う
敵機は感覚で狙撃を察知したが間に合わず頭部を破壊された
敵は狙撃に警戒しながら後退していく・・・
「」「生きてるのか俺は…誰が助けてくれたんだ…?」
……「」のいる場所から数十キロ離れた地点
??「セミフォーマルは手傷を負わせて撤退させるか、相打ちするしかない」
??「軍人さんの言う通りだ」
先ほどの敵はセミフォーマルクラスだったようで…
本当にご無事でよかったです
‥‥おや?軍上層部より出頭命令です
……
これまでの功績が認められ軽微ではありますが機体のカスタマイズが許可されました!
よかったですね
「」「うおおおー!生きててよかったーー!」
1・4.武器を強化したい
2.装甲強化したい
3.スラスター増設
dice1d4=2(2)
装甲の強化を申請しました
パーツが基地に納入される日が待ち遠しいですね
「」「装甲でガチガチの機体にしたい…」
30MM戦記・3話に続く
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