とあるフリー傭兵の設定いろいろ

フリー傭兵と相棒の機体の性能について書くぜー

この世界では傭兵の機体に制限が掛けられています

具体的には「軍の機体性能検査で総合点50以内」かつ「出力(動力炉)は8まで」

と定められているんだ


・フリー傭兵の機体

重火器と装甲を積めるだけ積んだ重装甲大火力機体

その代償に機動性は最悪、重量オーバー寸前で辛うじて動けるレベル

直線移動ならローラーダッシュが可能、

ただしローラーダッシュ中に旋回すると重量負荷で関節がぶっ壊れる

積載量の関係で後部の装甲は厚くないので回り込まれると弱いが、

正面からの敵には無類の強さを発揮する

武器はガトリングガンと速射バズーカ

ガトリングで敵機をハチの巣にするか

遮蔽物に隠れた敵機を遮蔽物ごとバズーカで吹き飛ばすゴリラ戦法が得意

ガトリングガンは状況に応じて弾丸を変更可能(通常弾・徹甲弾・榴弾など)

速射バズーカは通常のバズーカと比べて弾速が3.5倍ほど早く、迅速に敵を殲滅可能

レーダーチャートだとこんな感じ

フリー傭兵の機体は機動性を投げ捨てて火力と装甲を特化させています

積載量が低いと装甲や武器が貧相になるので10

継戦力はタンク後付けで誤魔化せるので最低限の3


背中のバックパックに推進剤、機体動力炉の燃料、予備弾薬が詰まっているので

前面重装甲だけどバックパックに1発でも被弾したら即大破!

腕がよくて頭のネジが外れたパイロット以外はおススメ出来ないセッティング


性能比較だけど

軍の主力のアルト&ポルタは性能縛りが無いので総合点70

フリー傭兵の機体は小型機をカスタムした合法ギリギリの総合点50

民間で普及している小型量産機の性能はオール5(汎用性だけは10)で総合点40

といった感じになります


軍からしたら反乱起こされる危険があるから

軍人以外に人型兵器に乗ってほしくないんだけど


\  使い捨ての安い駒は欲しい!  /


というクソな理由から条件付き(総合点50以内)で民間機が許可されているんだ

小型機に乗って略奪してくる悪党程度じゃ軍は動いてくれないので

傭兵を雇って悪党を撃退する世界だ


軍用のアルト&ポルタはどんな状況下でも対応できるよう基礎スペックが高く

傭兵たちの機体の基礎スペックは小型機ベースなので

アルト&ポルタと比べると総合的には劣っている

しかし傭兵の機体の中には性能を極端に特化させている物があり、

状況次第ではアルト&ポルタ部隊を凌駕することも…?




・相棒の機体(上の写真の中央下の機体)

動力炉にかなり無理をさせているので出力最大で20秒動かすと動力炉が暴走して爆発する

クイックブーストを多用し過ぎると動力炉がオーバーヒート

機体の操作自体は難しくはないが、戦闘中常にブーストのタイミングや

エネルギー管理を考えなければならず、機体性能を引き出すのは非常に難しい機体


機動性を生かすことが出来ればアルト&ポルタ小隊相手とも戦えるが

火力と継戦能力の無さを突かれるとあっけなく墜ちる


武器はピストルとライフルだが、装甲が薄くスピード特化の機体には相性最悪

ピストルは至近距離まで近づかないと敵機の装甲を貫けない

ライフルはセミオート式なのでフルオート式と違って正確に狙いを付けないと当たらない

しかし機体性能と相性の良いフルオートライフルやマシンガンにしてしまうと

火力の数値が上昇して機体性能が50を超えてしまい違法になる

相性の悪い武器は機体性能を50に収めるための苦肉の策

というか相棒の技量で成立している無茶機体です・・・


・飛行形態

レーダーチャートいいよね・・・

相棒の機体は清々しいまでの機動性特化

装甲は3、これより減らすと変形時やクイックブーストの負荷で機体が裂けます

積載量は6,武器とプロペラントタンクを装着できるギリギリの数値

継戦力はタンク後付けで誤魔化せるので最低限の3

汎用性はあらゆる状況や任務を遂行できるかが評価基準

ざっくり言うと積載量・火力・装甲・出力・機動性のバランスで評価される

相棒の機体は機動力が特化しているが、装甲以外は小型機と似てバランスが良く評価7


機動力が高いと汎用性の評価が上がりやすいので

フリー傭兵のようにわざと機動性を落として汎用性を下げて

その分を機体性能に振る人もいる




・最後に機体のパーツについて

アルト&ポルタの機体パーツを傭兵連中が使用する事は違法ではないグレー寄りのセーフ

出回っているパーツは大抵が戦場で破壊された機体からジャンク屋が回収・修理して売っている

ただし動力炉だけは使用許可証がないと所持・運用は違法

違反者は軍に連行されて収容所送りです

動力炉を許可制にする事によって事務手数料の獲得、民間に出回る機体数と性能をコントロールしているのだ