その他・バジネガ

今回は俺の妄想濃度が濃いぜ!

機体名:バジネガ

裏で色々やってる製薬会社が極秘に開発した機体

高性能なパーツを惜しみなく使用されており

性能は軍用のエース用EXMに匹敵する


特筆すべきは頭部に搭載されているマリオネットシステム

パイロットの脳に干渉し任務に不必要な思考や感情を抑制

恐怖や迷いや情といったものからパイロットの技量低下を防ぎ、常に全力を発揮させる

左肩の円形のパーツは高性能レーダー


背部のスラスターは1基だけでも軍用EXMのスラスターよりも推力が高い

それを3基連結させており、その推力は絶大


両腕のフィン状スラスターは姿勢制御に使用されており

背部スラスターの大推力を発揮しても複雑な回避行動が可能

ただ、これは片腕でも破壊されると機体の制御が困難になるという事なので

パイロットにはかなりの技量が求められる



パイロットは 製薬会社が「従順で完璧なパイロット」の生産を目的とした施設で

優秀な実験体だったとある青年


実験体の子達は孤児院から適性ある子を選抜して連れてくるらしい


青年は孤児院時代からの仲間2人(訓練中)と

慕っている教官係の傭兵(製薬会社が教官係として半年間契約した)を

撃墜するよう製薬会社から命令を受けるが

マリオネットシステムの影響でなんの苦悩もなく淡々と任務をこなしてしまう



反撃している白い機体の名はイェルネ

このパイロットは管理番号で呼ばれて名前が無かった青年に

名前をつけてくれた気さくな傭兵


青年の戦闘スタイルは傭兵仕込みのダブルスリー(三兵種二丁持ち)

武器をバンバン使ってガンガンパージして戦う好戦的なスタイル


投げ捨てたバズーカを撃ってノーロックオン誘爆攻撃


傭兵「この戦法…それにあの動き…まさか…!」



重い武器をパージしての軽装2丁拳銃

気さくな傭兵は機動力を生かした動きで青年を追い詰める




互いに相手の出方を探りながら距離を詰める

両者の距離はみるみる縮まっていく



青年がライフルを構え弾丸を発射したその時__

傭兵は右手の拳銃を放り投げていた

ライフルの銃口の手前で撃たれた拳銃はライフルを巻き込み爆発



爆発と同時に傭兵は左手に持った拳銃を構えるが

青年は咄嗟に右肩に装備したサーベルを振り下ろし

拳銃を両断する


しかし…この行動で青年は窮地に陥る

傭兵は既にビームサーベルを構えコクピットに狙いを付けていた


ビームサーベルを振り下ろした腕では

次の行動にわずかな遅れが発生する

そのわずかな時間は、戦場では命取りになる


青年の技量は傭兵と互角であったが

実戦経験が少ない故に読み合いは傭兵が一枚上手だった



だが…コクピットを貫いていたのは____青年のビームサーベルであった


機体の動かし方の癖から敵機のパイロットは青年と気づいた傭兵は

コクピットではなく頭部を攻撃していた


青年を殺すのでは無く、生かす為に


頭部を破壊された事で青年はマリオネットシステムから解放された


傭兵は勝負には負けたが…目的は果たしたのだ


抑え込まれていた思考や感情が押し寄せ絶望する青年

そんな時、機体のコンソールを見て青年は驚愕する

いつの間にか通信文が届いており

その送り主がたった今、殺めてしまった傭兵だったからだ


青年との激戦の最中に傭兵はボイスメッセージを作成しており

青年の機体と接触した際にメッセージを送信するようにセットしていた


 傭兵「・・・俺がしくじった時の保険にこのメッセージを残しておく」

   「お前はどっちを選ぶ?首輪をはめた苦痛無い生か、苦労にまみれた自由な生か」

   「もしクソッタレな自由を選ぶなら…ここへ行きな」


ボイスメッセージの後に表示された座標

すべてを失った青年の目には唯一の光に見えたのだろう

青年は示された座標へと向かう



示された座標は傭兵の拠点だったジャンクヤード

そこで青年は”2つの顔”を見つける

機体のパーツと、傭兵という顔を

・・・・

かくして…拠点を得た青年は傭兵として荒野を駆ける

___その先にある自由を掴むために



とある青年の物語 ー完ー


あとがき


同じ戦闘スタイルの師弟対決とか

武器をガンガン使ってドンドンパージして戦うのとか

外連味たっぷりの品の無い戦い方いいよね・・・

あと発光パーツの光が失われるシーンはたまらない



AC6が発売1か月という事で楽しみなんだけど

そのせいかなんか製薬会社の設定があくらつな感じに

まあこの後大人になった青年に叩き潰されるねこりゃ


きさくな傭兵の知り合いだった整備屋のじいさん

その孫で若くして腕の良い整備士女の子

青年をつけ狙う正体不明の仮面男

キャラ妄想が止まらないぜー



いつも低コスト量産機ばかり作っていると

たまに高コストワンオフ機体を作りたくなる

ので作ったぜ!

けどパーツ付けすぎて可動域が限定されて撮影しづらかったよ…

特に傭兵のイェルネの武器がポロポロ落ちる!

あと足が異形過ぎて考えてたポーズ全然撮れなかったよ!