30MM戦記・10話

「」たちは空母から船員を救出する際に持ち出したコンテナの中身を確認していた

小隊長「中身は機体のパーツか…キール(同僚の名前)お前が持ってきたコンテナの中身はどうだ」

同僚「武器と弾薬です こいつは…空母に乗ってた整備兵がコンテナに詰め込んで

くれました」

同僚「俺がそんなもんいいから逃げるぞって言っても最後まで作業を…」

小隊長「・・・そうか」

小隊長「今はわずかな戦力で数に優る敵相手にどう立ち回りゃ死なずに済むか それだけを

考えろ」


小隊長「「」 新入り__Dのビームライフル弾数制限…あれ外せるか?」

「」「俺の見立てだと ライフルに1発撃ったらエネルギー切れの信号を火器管制システムに

送る装置が付いてます」

「」「俺なら5分あれば外せますよ」

小隊長「ほう いつも整備兵に混じって機体をいじってるだけはあるな」


物資の状況を確認した小隊長は号令をかける

小隊長「各員 動ける船員と協力して30分以内に出撃準備を整えろ!」

一同「了解!」


「」は機体の換装を手早く済ませて少年の機体の前へ来たのだが…

そこには基地で留守番をしているはずの少女と猫がいた


「」「・・・んん?!なんで少女がここにいるんだ?!」

少年「実は基地を出る時に一緒に出撃するって…僕は止めたんですけど…

乗せてしまいました」

「」「って事はさっきの空戦も一緒だったの?!」

「」「あの超速3次元機動の後に平然と立ってるって…少女はパイロット適正あるぞ」

少年「え?それが普通じゃないんですか?僕も平気ですし」

「」「…普通はまともに歩けなくなってマーライオン(ゲロ吐き)だよ」

少女「 (*'ω'*)? 」


出撃準備を終えた「」たちは出撃前のブリーフィングを行っていた

小隊長「俺達は中継基地を襲撃 その間にここに残った船員が友軍に救援信号を送る」

小隊長「要は敵の注意を中継基地に向けさせるのが俺たちの任務だ」


「」「敵を殲滅して中継基地を制圧しないんですか?!」

小隊長「現状の戦力じゃ不可能だ馬鹿野郎!・・・救援が到着するまで時間を稼いだら

即座に後退 救援部隊と合流しバイロン制圧エリアから離脱する」

小隊長「フォーメーションについてだが機体性能が高いネイス(少年の名前)と新入りの・・・Dが切り込み」

小隊長「俺 キール(同僚の名前)「」はふたりが存分に暴れられるよう援護する」

小隊長「目的は敵の殲滅じゃねえ 時間稼ぎだって事を忘れるな!特に「」!」

「」「はい…了解です」



ブリーフィングが終わった後「」はDにある物を渡した


「」「作戦前にDにはこれを渡しておく」

「」はDの機体に埋め込まれている自爆装置の起爆スイッチをDに渡した

D「これはどういう事だ」

「」「もし俺が撃墜された時に自爆スイッチが起動したら困るからな」

「」「D__ディナンには少年と少女を最後まで守ってもらいたい」

D「‥‥死ぬ気か?」

「」「俺はこんなところで死ぬつもりはないぜ!これは保険だよ」


―敵中継基地―

敵兵1「そろそろ交代の時間か」

敵兵2「いや今から2時間後だ」

―5分後―

敵兵1「そろそろ交代の時間か」

敵兵2「まだ5分しか経ってないぞ…どんだけ休憩したいんだおま__」

敵兵1の機体を「」の放ったビームが貫き

唖然としている敵兵2の機体に間髪入れず同僚のショットガンが炸裂した

同僚「しゃあー!一番乗り!」

小隊長「油断するなよ!キール!」


今回の戦闘は耐久戦です

今回の戦闘では敵に勝利する(殲滅する)事は不可能です

なので敵からのダメージ判定のみダイスを振ります

HP=ダメージというより命運ポイント的なもの、尽きたらヤバイ


戦闘で「」チームのHPが残るか

HPが0になるかでストーリーが分岐します

「」チームのHP700

敵部隊

ー敵の攻撃パターンー

1ターン目・dice1d50=

2ターン目・dice1d50+50=

3ターン目・dice1d100+50=




*


ー勝利条件ー

3ターンの間 「」チームがHP1以上で生き残る

ー敗北条件ー

「」チームのHP0

・・・・・・・・・

小隊長「キール!「」!散開して敵をかく乱するぞ!」

同僚「了解!「」!一人でいけるかー?」

「」「ひとりでできるもん!」


耐久戦:1ターン目

同僚は敵機のマシンガンを避けつつ勢いよくビルの後ろへ移動

それを見た敵機は同僚の進路を予測、マシンガンを捨て右手に持っていた

ショットガンの照準をビルの左側へ合わせた


ビルの左側から同僚のライフルが頭を覗かせた時

敵機は狙い通りとショットガンを撃った

だがそこには__同僚の機体はいなかった

同僚は敵機の死角であるビルの後ろに入った直後

ライフルを前へ投げ、自身は後ろへ後退していたのだ

同僚「狙いはよかったが撃つ場所が違うぜ?おっライフル壊れてねぇ!ラッキー」

「」たちに

dice1d50=12 (12)のダメージ


「」チームに12のダメージ

残りHP688


耐久戦:2ターン目

小隊長はガトリングとマシンガンを持った敵と対峙していた

敵機の弾幕の嵐を前にしても心を乱さず

小隊長は敵機の脚部関節をビームピストルで撃ち抜き敵機を転倒させる

体勢を崩しながらも敵機はマシンガンを小隊長へ向け放つが

小隊長は建物の上へ飛び退き

敵機のコクピットへピストルを撃った

__小隊長がピストルを撃ったと同時に、身を潜め気を窺っていた敵機も動いた

小隊長は建物を蹴ってスラスターを全開

奇襲してきた敵機の攻撃を避け左手に持ったマシンガンを敵機に浴びせた

小隊長「周囲に敵影…なし__奇襲は結構だが隠れ方がなっちゃいねぇよ」

「」たちに

dice1d50+50=49 (99)のダメージ


「」チームに99のダメージ

残りHP589


耐久戦:3ターン目

「」は建物の陰に身を隠し敵を待ち伏せていた

「」(2機なら…いけるかっ!)

赤いポルタは即座に反応しビームを撃ってきたが「」はすでにビームライフルを投げ捨て

射撃位置から移動した後であった



「」はキャノン砲を発射、敵機の右腕を吹き飛ばす

敵機は左肩に装着していたキャノン砲で応戦、「」の接近を阻もうとした

しかし盾を構えフルスロットルで前進していた「」を止める事は叶わず

「」はキャノンの反動により硬直した敵機にナイフを突き刺した



「」「ふーっ1丁あが__」

「」(っ!もう一機!?_____)

「」が潜んでいた場所からは死角になって視認できなかった敵機が「」を捉える

だが次の瞬間・・・敵機は突如、無数の風穴が開き崩れ落ちた

同僚「命拾いしたな「」~!」

「」「同僚のカバーがスーッと効いて…これは…ありがたい」


「」たちは

dice1d100+50=60 (110)のダメージを受けた


「」チームに110のダメージ

残りHP479


HP1以上なので「」たちの勝・・__

―WARNING!―WARNING!―WARNING!―


同僚と「」に小隊長からの通信が入る


小隊長<<敵の増援が前方より接近・・・っ?!訂正!後方からも来るぞ!!>>

小隊長<<クソッ…奴ら最初から挟撃するつもりで俺達を誘い込みやがったな>>

「」<<味方の救援はまだ来ないんですか?!>>

小隊長<<まだだ というより救援はここには来ねぇぞ救援が向かうのは生き残った船員たちがいる場所だ>>

「」<<なるほど…つまり俺達は死ぬしか無いのでは?>>

小隊長<<死ぬ寸前まで時間を稼いで敵基地を離脱その後速やかに救援部隊と合流

して撤退する>>

小隊長<<それが俺達が生き残る唯一の手段だ>>



ー勝利条件の変更ー

6ターンの間 「」チームがHP1以上で生き残る

ー敗北条件ー

「」チームのHP0


・・・・・・・・・

1ターン目・dice1d50=

2ターン目・dice1d50+50=

3ターン目・dice1d100+50=

>*4ターン目・dice1d50+100=

>*5ターン目・dice1d100+100=

>*6ターン目・dice1d200+100=


「」チームの残りHP479

耐久戦:4ターン目


Dと少年は低空を飛行しつつ敵と交戦していた

D「ネイス(少年の名前)もっと高度を落とさないと狙い撃ちにされるぞ」

少年「Dさんっ前!」

Dは飛行軌道をビルを蹴る事で強引に変えて敵の長距離砲撃を躱した

D「このように低空を飛べば咄嗟の回避に建物を使える」

少年「建物を…そういう風に建物を使ってもいいんだ」

D「次が来る 備えろネイス」

少年「低空を飛べばいいんですよね!」

「」たちに

dice1d50+100=36 (136)のダメージ


「」チームに136のダメージ

残りHP343

耐久戦:5ターン目


「」「敵に袋叩きにされる前に小隊長と合流しようぜ!」

同僚「俺達3人集まりゃ包囲なんて軽く突破し__っ?!!」

チリっとした嫌な感覚を感じた同僚は咄嗟に後ろへ飛び退いた

直後、豪雨の如き弾丸が同僚を襲う

同僚は寸前で後ろへ飛び退っていたの無事だったがライフルを破壊されてしまった

「」「無事か!?」

同僚「あっっっぶねぇ!!!あの世行くとこだった」

「」たちに

dice1d100+100=9 (109)のダメージ


「」チームに109のダメージ

残りHP234

耐久戦:6ターン目


「」と同僚に合流するべく移動していた小隊長は弾切れになったマシンガンを捨て

背中のライフルに持ち替えながらアルト第一世代にのみ搭載されている人工AIに話しかける


小隊長「周囲の状況は? {AI}(振動/音を検知中・・・共に異常なし)」

小隊長「そうか…しかし後から出てきた奴らの錬度が妙に高けぇ 救援…間に合うか」


__”それ”は枯れ木のようにひっそりと佇(たたず)み__獲物を待っていた

熾烈な戦場を生き抜いた小隊長の身体は__敵から突き付けられた”死”に反応した

機体を大きく沈みこませ敵機のビームピストルを躱し、カウンターショットを撃つが

敵機は流水のような淀みない動きでこれを回避する



小隊長は体勢を立て直し敵機を追撃しようとした

だが敵機は僅かな時間でビルを駆け上がっており上空から小隊長を襲う

上空からの攻撃に対し小隊長は回避しつつ後退

避けきれなかった1発をライフルを犠牲に防ぐ

敵機が着地し小隊長が体勢を立て直したタイミングは同時、

そして相手にピストルを撃ち相手の攻撃を回避するタイミングもまた同時であった

小隊長(こいつ__できるッ!)


敵機は左手に持ったビームピストルを腰に掛け足に装着していた短槍で切り掛かってきた

小隊長はそれを躱し、敵機のガラ空きの胴体へナイフを向けるが…

敵機はそれを右手に持ったナイフで防ぎ、短槍で小隊長機の右腕を切断する

小隊長(__天秤が傾いたか)

このままでは負ける__小隊長は賭けに出た



右肩よりビームソード(旧式)を射出しそれを逆手に持ち敵機目掛けて突きを繰り出す

敵機はナイフでそれを防いだ__いや、防がされた

敵のナイフを抑えこんだ小隊長はそのまま勢いよくタックルを食らわせ敵機のよろめかせた

敵機の反撃を喰らうも小隊長は蹴りを叩き込み

体勢を崩した敵機に小隊長はビームソードを投擲した

小隊長(……コクピットを‥‥狙ったんだがな……)

小隊長が投擲したビームソードを避けきれず背部ブースターを破壊された敵機は

スラスター全開で離脱する小隊長を苦々しく見送った


「」たちに

dice1d200+100=85 (185)のダメージ


「」チームの残りHP49

>HPが1以上残ったので小隊長生存ルートへ分岐します

・・・・・・・・・


「」と同僚は敵機のガトリングを前に攻めあぐねていた

同僚「どうすっかな…」

「」「ゆけっ!どうりょう!ダブルショットガン こうげきだ!」

同僚は「」のモンスターボールをむんずと掴むと前方へ放り投げた

「」「あ”!おれの__」

ボールは地面に落ちる事無く、敵の銃弾を受けて砕け散った



「」/同僚「……」

「」「逃げよっか♡」

同僚「ダネダネ♡」


「」と同僚が逃げていると…

同僚「ちょっと止まれ「」!あれ小隊長じゃねえか?!」

「」「えっ・・・?!」

そこには片腕を失った小隊長機が倒れていた

同僚「やべえぞ!コクピット周りをやられてる!すぐに手当てを___」

小隊長「うるせえぞキール(同僚の名前)…ガキじゃねえんだ…応急処置は自分でやった」

「」/同僚「小隊長!」

小隊長「お前らも…ヤバイ奴に絡まれて逃げて来た…ようだな」

小隊長「潮時か…お前ら後退するぞ「」…近くに俺が見つけた足(ビーグル)がある…

取ってこい」

「」「了解!」

・・・・・・・・・

「」「あの…ビーグル2機しかなかったんですけど」

小隊長「お前らはそれに乗って…逃げろ…俺は残って…敵を足止めする」

同僚「そりゃないですよ小隊長!俺と「」で2ケツすりゃいけます」

小隊長「このまま…3人仲良く逃げてみろ…すぐに敵に捕捉されて…おしまいだ」

「」「じゃあ俺が残って敵の注意を引き付けます」

小隊長「なんだと?」

「」「だって小隊長のその状態じゃあ足止めも満足にできないでしょ?無駄死にする

だけだ」

小隊長「「」・・・てめぇ」


「」「__この無謀な作戦の言い出しっぺは俺です 責任ぐらい取らせてください 小隊長」


小隊長「ふざけんな!俺が・・・っぐ」

応急手当てした傷が開き、小隊長は苦痛に顔を歪ませる

AI「パイロットのバイタル低下 機体の制御補助を行います」

「」「同僚 小隊長のお守りは任せた」

同僚「……「」ぜってー死ぬなよ」

同僚は小隊長をビーグルに乗せると急ぎその場を後にした

「」「元気でな・・・キール」


少年とDに撤退を知らせるために「」は信号弾を発射、その後「」はビルの上に降り立つと

付近にある燃料タンクに向けてビームライフルを発射した

「」「オラッ俺はここに居るぞ!俺をやりたきゃついてこい!」

「」は同僚とは逆の方向へ移動を開始した


「」は中継基地から離脱し廃墟と化した町へ逃げ込んだが・・・

「」「敵釣れ過ぎだろ!俺1人にどんだけ戦力割くんだ?!そんなに手柄が欲しいのかよ!!」

敵の追撃を抑え逃走していた「」だったが・・・

僅かな油断から敵の長距離砲に左脚部を破壊されてしまう

「」「ぐっ!まずいっ…足が!」

「」「あの野戦盾まで行けるか?!」

「」「__間に合わない?!なら武器を捨てる!!」

持っていた武器のほとんどを投げ捨て「」は野戦盾を目指す

「」は両手で野戦盾を掴み移動方向を強引に変えようとして__左腕を撃ち抜かれた


なんとか野戦盾に辿り着いた「」だったが…

敵部隊は目前に迫っていた

「」は・・・

1.敵と刺し違える覚悟を決めた

2.嫌だ…死にたくない…っ

dice1d2=2 (2)


「」「何か武器は…武器は…ナイフ1本…?」

「」「機体は半壊!武器はナイフ!敵は多数!」

「」「どうしたって死ぬじゃねえか!!!」

必死に生き残る方法を考える「」だったが

「」へ向かって移動する敵機の駆動音と振動が「」の理性を削り・・・

「」「ああああ‥‥あああああ!!!!!!」

「」の理性は限界を迎えた


「」「死にたくない…生きたい…ううぅっ…」

「」「助けてっ!誰か!誰か!誰かあああ!」

「」は連邦軍の通信チャンネルで必死に呼びかけた


「」「こちらFI基地所属の「」!現在機体が損傷!!敵に包囲されている!!」

「」「誰か…っ!神様っ…俺をっ…俺を助けてくれぇぇ!!!!」

「」の慟哭(どうこく)に対し

___天は沈黙をもって答え

要塞の主は銃火をもって応えた__


”要塞”の主は両肩のビームキャノンで瞬く間に2機の敵機を仕留める

残りの1機に向けてライフルを放つが紙一重で避けられた

だが敵機のコクピットに弾丸は命中している

敵機は確かに躱していた__左腕に持ったライフルの弾丸を

左のライフルは牽制…右のライフルの本命(弾丸)により敵機は撃破されていた


”要塞”の主を狙う敵狙撃機

感知範囲外からの狙撃・・・絶好の機会である

だが敵狙撃機は致命的なミスを犯していた…「」を狙撃した後もその場に留まっていたのだ

居場所を知られたスナイパーの末路は___

ルトー「標的にヒット…周囲に敵影無し」


「」「え?は?何事・・・?」

状況の急激な変化に戸惑う「」に”要塞の主”から通信が入る


?「怪我はないかい?」

「」「え?あ…はい…無事です」

?「よかった…急いでここから離脱する 掴まって」

こうして「」は突如現れた人物に救われ窮地を脱した


ーミウマ川・水中―

―潜水母艦・格納庫—

潜水母艦の格納庫に入り「」が機体から降りるとジョーンズとルトーが出迎えた

ジョーンズ「いやー危なかったねー「」君」

「」「ジョーンズさん?!なんでここにいるんですか」

ジョーンズ「いやー最近妙にこちらの動きが敵に読まれてるからさ」

ジョーンズ「独断でFTJ基地の移動ユニット動かしてルトーと隊長を引き連れて助っ人に

来たんだ」

「」「FTJ基地は移動できるって聞いてましたけど…まさか水中もいけるとは…」

「」「というかいいんですか?独断で部隊動かして…軍法会議ものですよねこれ」

ジョーンズ「積み上げて来た実績とコネを上手く使えばダイジョーブ!」

「」「・・・ジョーンズさん敵に殺されるより味方に謀殺されそうですね」

ジョーンズ「あはは そんな状況を作らせないよー俺は」


―FTJ基地(が数時間前まであった地点)―

FTJ基地を強襲し鹵獲されたアンノウン機体を奪還しようとした

バイロン軍の”団長”とザンフォグは途方に暮れていた

団長「ねえザンフォグ…情報ではこの地点に

アンノウン機体が運び込まれた基地があるはずなんだけど?」

ザンフォグ「何にもありゃしやせんねえ」

団長「何でないの?移動基地って事は知ってたよ?でも書類上では移動予定日は2日後

でしょ?」

ザンフォグ「あっしに言われても…便所にでも行ったんじゃあないですかい?ガハハハ!」

団長「便所か~~~そりゃ2日も待ってられないなぁ~~ん~仕方ない~~」

団長「ってそんな訳あるか!もォォォーー!最近予定が狂ってばかりだぁぁぁ!」

ザンフォグ「騒ぎすぎると連邦軍の奴らに見つかりやすよ団長!」

団長「・・・はぁ 帰るか」

ザンフォグ「そうっすね」


ー潜水母艦内ー

「」「そういえばジョーンズさん 俺を助けてくれたこの人は?」

ジョーンズ「んー?連邦軍の精鋭部隊”砂漠の要塞”の部隊長だよ」

「」「ジョーンズさんが所属してる部隊の隊長さんだったのかぁ道理で強いわけだ」

ケイパ「そういえば挨拶がまだだったね 私はケイパ・ラジ今後ともよろしく「」」

・・・・・・・

「」「ってそうだ!俺以外の奴らは?!」

ジョーンズ「もちろん回収済みだよ」

「」「小隊長の容体は…」

ジョーンズ「しばらくは要安静だけど命に別状はないよ」

「」「わぁい!」


ジョーンズ「あーそうそう」

ジョーンズ「中継基地は後続の部隊にまかせて俺達はFN基地へ奇襲をかけるけど」

ジョーンズ「「」君はどうする?」


どうやらエース部隊”砂漠の要塞”はFN基地奪還に向かうようだ

「」は・・・

1.俺もついていきます!(FN基地へ行く)

2.中継基地の制圧部隊に入れてください(中継基地の再攻略)

3.頑張ってください!応援してます!(FI基地へ帰る)

dice1d3=1 (1)


「」「助けてもらった恩を返さなきゃ男が廃るってもんですよ俺もついていきます」

ジョーンズ「流石ー「」君 いよっ男前!」

「」「あ・・・でも俺の機体半壊してるんだった…」

ジョーンズ「それなら心配ないよ 「」君に乗ってもらおうと”アレ”持ってきたんだ」


そう言ってジョーンズは「」にファイルを手渡した

ファイルには先日鹵獲したアンノウン機体の写真と解析データの書類が挟まれていた


「」「乗っていいって事はこいつの解析終わったんですか?」

ジョーンズ「それがね・・・この機体の一番知りたかった背中のキャノン__餓蝕砲が

なぜか動かないんだ」

ジョーンズ「だから「」君には実戦で運用データを取ってもらいたい」


「」「うーんバイロン機体まんまなこの状態だと味方に撃たれそうで怖いんです

けど・・・」

ジョーンズ「じゃあ「」君当てに届いてたこの”ラビオット”機にアンノウン機体のパーツを

移植する?こっちとしてはデータさえ取れればどっちでもいいよ」


ジョーンズ「パーツを「」君当てに届いてた”ラビオット”機に移植するか」

ジョーンズ「アンノウン機をそのまま使うか」

ジョーンズ「どっちがいい?」


「」は・・・

1~3.ラビオット機ベースで改造してください

4.アンノウン機体をそのまま使います

dice1d4=1 (1)


「」「ラビオットをベースにして改造してください」

ジョーンズ「そう言うと思ってもう作業は進めてるよ」

「」「はやージョーンズさんの行動はやー」

ジョーンズ「時間が無いからアンノウンの胴体だけラビオットに移植してるから」

ジョーンズ「FN基地に到着するまでには仕上がる予定かな」


ジョーンズ「ところで「」君ラビオットの正式量産型なんてどうやって手に入れたの?」

「」「・・・(犯罪組織のお手伝いしたらもらいました!とは言えない)

「」「最近手柄立てまくりですからね!上の人間が俺の事を高く評価してくれたん

でしょう」

ジョーンズ「ふぅん・・・ま、いいけどねーやり過ぎなければ」

「」(バレてない…よな?)


その後ジョーンズと別れた「」は自分が乗る新しい機体”ラビオット”の調整に向かった

・・・・・・・・・

新しい機体が「」にもたらすものは

新たな力かあるいは不具合対応(デスマーチ)か

30MM戦記・11話へ続く



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2.装甲強化したい

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4.???

dice1d4=3 (3)


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